参考情報

【書籍】

いよいよローカルの時代~ヘレナさんの「幸せの経済学」

シリーズ監修/辻信一 企画・編集/ゆっくり堂 出版社:大月書店 定価:1,260円(税込)

食、科学技術、こころの病、コミュニティ、農、住まい、経済、戦争と平和など、各巻テーマと切り口をかえ、そのテーマの先端で新しい展望を切り拓いているエキスパートたちと辻信一が、語りあい、ときにはじっくり聞き、つっこんだ質問をし、その真髄をまとめるシリーズ本。

『いよいよローカルの時代― ヘレナさんの「幸せの経済学」』では、グローバリゼーションに対する問題提起や啓発活動をつづけるヘレナ・ノーバーグ・ホッジと、辻信一による対談。辻さんがヘレナさんに「幸せの経済学」について掘り下げてインタビューした内容で、まさに映画とセットで読みたい本です。ヘレナさんの半自伝的なストーリーを交えながら、地域の文化を大切にし、人と人、人と大地とつながり直つことについてじっくり考える。答えはローカルの中に!

監督による推薦メッセージVIDEO

『懐かしい未来 ラダックから学ぶ』

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ著 翻訳委員会翻訳 懐かしい未来の本 1,575円(税込)

ヒマラヤの辺境ラダックにおけるつつましくも豊かな暮らしと、そこに襲い掛かった近代化と開発の嵐。貨幣経済に頼らずに、ほとんどすべての生活を自給自足によってまかなっていた理想郷に突然入り込んだグローバリゼーションの弊害。わたしたちの中に貧困はありませんと胸を張っていた人々が、わずか数年で貧困にあえぎながら援助を懇願する。ここには近代化、西欧化の根本的な問題点が、まるでむき出しになった地層のようにあらわにされています。貨幣経済が貧富の差をもたらし、グローバル経済が本来不要なものへの欲求を生み出し、人々から時間と幸福を奪う。
 著者は失われた幸福を惜しむだけではなく、グローバリゼーションの本質と、それを超える道を実証的に明らかにすることを決意。ラダックに息づく深い伝統的な智恵が、その新たな道を進む鍵であることを示唆しています。 (NPO法人懐かしい未来ウェブサイトより) 

【DVD/ビデオ】

『懐かしい未来:ラダックから学ぶこと & 地域から始まる未来:グローバル経済を超えて』

( 製作:NPO法人懐かしい未来 、55分+25分2本立て) 2,500円

書籍『ラダック懐かしい未来』の内容をビデオ化したものです。
1975年まで外界にさらされることのなかったラダックの理想郷のような生活ぶりと、その後の変貌ぶりが、まさに手に取るように、誰の目にも明らかに描かれます。
ラダックのこの変貌こそ、近代化・グローバル化を総体として再考することを促します。そして、伝統的な智恵を見直し地域の力を取り戻すことが、真に持続可能で幸せな社会の実現につながっていくことを示唆します。 (NPO法人懐かしい未来ウェブサイトより)